特定非営利活動法人秋田県防災士会 へようこそ

 
2018.8.13  特定非営利活動法人秋田県防災士会が設立認証・登記されました。
                  (会社法人等番号 4100-05-006156)
2010.4.25     特定非営利活動法人日本防災士会秋田県支部として発足いたしました。
 

 

理事長挨拶

  

「自助・共助・公助」の連携で自然災害から命を守る

 
 特定非営利活動法人秋田県防災士会は平成22年4月防災士有志30名余で日本防災士会秋田県支部として発足しました。

 平成24年7月「秋田県自主防災アドバイザー事業」に参画、本格的な活動を開始いたしました。毎年、自主防災アドバイザーに委嘱された会員29名により、自主防災組織・町内会・各種団体等に赴き、防災に関する講演・研修等でアドバイス活動を実施しております。

 平成26年9月には、日本防災士会秋田県支部結成5周年記念事業の実施し(会場:秋田市文化会館、協賛:秋田県4地区郵便局長会並びに協賛企業11社、後援:秋田県・秋田市・株式会社秋田魁新報社等11団体、参加者:230名)、県民の防災意識の啓発活動を行いました。

 更に、平成29年9月からは「AKITA防災キャンプフェス」(実行委員会:株式会社秋田魁新報社他6団体、会場:日本赤十字社秋田看護大学、32ブース実施、延べ来場者:7,646名)に参画し、防災クイズや災害時の避難所生活の知恵などの防災ワークショップ等を行っております。

 こうした経緯を踏まえ、会員の総意により特定非営利活動法人秋田県防災士会として認証、平成30年8月13日の登記を受け、防災活動の更なる推進を図りたいと考えております。この機会に会の趣旨をご理解いただき、当会にご加入会いただき防災活動の推進に携わっていただければありがたいと存じます。特に内閣府が平成26年4月から推進しております「地区防災計画」について、地区に密着した防災計画の立案と実施活動の推進をして頂ければと思います。

 こうした中、憂慮されることは、秋田県の自主防災組織の結成率は70.5%(全国82.7%)と全国的に低い状態にあることであります。秋田県は自然災害が少ないことにもよるものと思いますが、いつ、大災害が発生しないとも限りません。何時かのために、どうか、このサイトを通じて県民の多くの方に日頃から「命を守る防災」について、「何をすべきか・何ができるか」を考えていただければ幸いであります。

                                                                     2019.4.1

         特定非営利活動法人秋田県防災士会

           理事長  渡 辺 勝 治

 

 

シンボルマーク   2023.4.1制定制定

 

防災士とは

 
“自助”“共助”“協働”を原則として、社会の様々な場で防災力を高める活動が期待され、そのための十分な意識と一定の知識・技能を修得したことを、日本防災士機構が認証した人です。
 
 
 

防災士の基本理念

 

1. 自 助

 
 自分の命は自分で守る。
 
 自分の安全は自分で守るのが防災の基本です。災害時に命を失
 ったり、大けがをしてしまったら家族や隣人を助けたり、防災
 士としての活動をすることもできません。まず、自分の身を守
 るために日頃から身の回りの備えを行い、防災・減災に関する
 知識と技術を習得し、絶えずスキルアップに努めます。
 

2. 共 助

 
 地域・職場で助け合い、被害拡大を防ぐ。
  
 災害の規模が大きければ大きいほど、消防、警察などの公的な
 救護活動が十分に機能するまでは一定の時間がかかります。そ
 こで発災直後における初期消火、避難誘導、避難所開設などを
 住民自身で行うために、地域や職場の人たちと協力して、災害
 への備えや防災訓練を進めます。防災士は、そのための声かけ
 役となり、リーダーシップを発揮します。
 

3.  協 働

  
 市民、企業、自治体、防災機関等が協力して活動する。
 
 日頃から、行政をはじめ防災・減災に関わる多様な機関、団
 体、NPOなどと密接に連携し、防災訓練等の活動を通じて、
 お互いに顔の見える関係を作り上げ、「災害に強いまちづく
 り」をすすめます。また、大規模災害が発生した際には、それ
 ぞれが可能な範囲で被災地救援・支援活動に取り組みます。
 
 
 

 
 
 
特定非営利活動法人「秋田県防災士会」は、特定非営利活動法人「日本防災士会秋田県支部」としても、日本防災士会と同様の活動をしています。
                                                           
 
                                 
 
 
特定非営利活動法人「日本防災士会」とは
 
「安全なまちづくり」
日本防災士会は、防災士の有志で構成する全国ネットワークであり、各地に支部を構成して、地方自治体や関係機関、各種団体と連携し、安全なまちづくりを推進しています。
 
「研修・技能向上」 
日本防災士会では、地域における防災啓発活動、防災講演、シンポジウム,DIG(災害図上訓練)、避難所開設・運営訓練、その他の防災訓練(応急手当、初期消火、救助、搬送、ロープワーク等)を推進するために、講師派遣、訓練指導を行っています。
 
「被災地支援」
日本防災士会では、被災現場活動の経験のある会員を中心として、各被災地において、避難所のサポート、支援物資の搬送、支援募金、ガレキ撤去、海岸清掃、家屋清掃、道路側溝の清掃、農業施設の再建、畑の土起こし、仮設住宅への支援、さらには経済復興支援など多岐にわたる活動を行っています。 
  
 
         防災士証・認証状の紋様(デザイン)について

(デザイン製作者)
 吾が家の庭先や、公園、堤防、原野など、日本の原風景の中のいたる所に見受けられる馴染み深い草花(野あざみ、レンゲ草、やつで、アキノエノコグサ、しだ、たんぽぽ、クローバー、なずなの8種類)をモチーフに構成されており、この草花たちは、風にも雨にも日照にあっても強靭な生命力をもってその場に根付き、常に変わらぬ緑の姿で子供たちにも、お年寄りにも親しまれてきました。

 この力強い存在感こそ、まさに、防災士がいざという時に備えて身近に多数存在し、地域の安全と、家族や職場の安心に貢献している姿と重ね合わせてみました。

 なお、防災士証及び防災士認証状左上の草葉の中につけている3つの花房は、防災士が身につけている「知識」「技能」「志気」をあらわして、咲かせたものです。

*防災士会のマークは、このたんぽぽをアレンジしています。
(日本防災士会会報21号(2010.1.17)より抜粋)
 
       
                         イメージキャラクター「防サイ君」